2012年02月11日

為替デリバティブ(通貨オプション)被害の話

ここ最近、問題になっているのが為替デリバティブ被害の問題です。

『大手銀を悩ます為替デリバティブ!過払い金と同じ構図』(2010/02/08 zakzak)

の記事にあるように、少し前問題になった過払い金と同じような構図になっています。

簡単に言うと、過払い金の時は、消費者金融が一般消費者に高利でお金を貸していたわけですが、

為替デリバティブ(通貨オプション)の場合は、銀行が中小企業に不利な条件で、

為替取引の契約を結んでいたということです。

特に最近は、円高で為替差損が中小企業に発生し、

本業が黒字なのに為替デリバティブ取引のせいで倒産といった事態も起こっています。

これははっきりいって、銀行側に問題があります。

まず、ハイリスク・ローリターンの金融派生商品である為替デリバティブを、

為替変動の『リスクヘッジ』になると言って、何も知らない中小企業に販売していました。

また、銀行が利益を得る局面では、通常の2倍、3倍の利益を取るような特約や、

いったん行使価格を超えれば、一気に銀行が得をするような特約、

銀行は損したらすぐに中途解約できるけれど、中小企業側が、中途解約すると、

数千万とか1億とかの違約金を取られるなど、

商品自体も銀行の利益のためにあるといっても、過言ではないものでした。

それでいま銀行もあわてて、

デリバティブ契約を販売した中小企業に特別なやり方で融資するといってるそうですが、

商品と販売方法に問題があるので、損害賠償するのが妥当じゃないかなと思います。
posted by かねやん at 12:47| Comment(0) | 為替 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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